福知山市07年度当初予算案に子どもの医療費助成制度の拡充が盛り込まれました。通院が現行の就学前まで(「所得制限あり」)から、所得制限をなくし、すべての小学3年生までを対象に広げました。市民と日本共産党の運動が制度拡充の力です。
 同市では、06年1月の三和、夜久野、大江3町との合併時に、保護者の所得税3万円以下の3歳から就学前の通院は、1医療機関月額自己負担200円以外を助成する制度にしました。05年度の実績で試算すると約15%が対象となるものでした。今回の改定で、自己負担額は1日500円となりますが、すべての小学3年生にまで助成対象を拡充しました。
 日本共産党は、堀くに子府議候補(福知山市)らが5年前から若いお母さんたちとともに「乳幼児ネットワークイン福知山」をつくり、街頭や公園で「無料化の運動を」と呼びかけ、ネットの参加者を広げ、5000人の署名を集める運動を担ってきました。また、2月2日には、堀候補と市議団が市長に対し、制度の拡充を求める申し入れを行っています。(写真)