京都府内の医療型・介護型を合わせた療養病床が05年5月からの11カ月で146床減となっていることが京都府保険医協会の調査で分かりました。
 政府は、医療費抑制を目的に、全国38万床の療養病床(医療型25万、介護型13万)のうち23万床(医療型10万、介護型全床)を12年までに廃止する方針で、京都府内では、05年5月から06年11月末までの間に7306床(医療型3199、介護型4107)から7160床(同3172、同3988)に減少しました。
 府内6つの医療圏別(医療・介護合わせて)では、京都・乙訓が209床減(5246→5037)で減少幅が最も大きかったのをはじめ、丹後が50床(330→280)、山城北が2床(922→920)とそれぞれ減少。南丹(369)は増減なく、山城南は100床(6→106)増加しました。京都市内では、上京区で医療型が103床あったのが0になっています。