新日本婦人の会京都府本部(末松弘子会長)は30日、柳沢伯夫厚労相が女性を「産む機械、装置」と発言した問題で、「女性の人権を否定する暴言に対して厚生労働大臣の辞任を要求します」との抗議文を柳沢厚労相あてに送りました。
 抗議文では、「女性を侮辱するものであり、人権を否定するもので断じて許されません」とした上で、子どもを安心して産み育てられる環境をつくることが政府の責任で行うべきであること、世界では子どもを産む産まないかを選ぶ自由などの女性の人権が確立していることなどを示し、発言について、「厚労大臣の資格に値しない」と抗議しています
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 柳沢伯夫厚労相が女性を「産む機械、装置」と発言した問題で京都母親大会連絡会は30日、柳沢厚労相あてに辞任を、安倍首相あてに辞職を求める抗議文を送りました。
 抗議文は、「いのちを生み 育む私たち母親・女性の尊厳にかけて、満身の怒りをもって抗議」するとし、「本来 厚生労働省は、人権尊重の施策を行う政治の中心的役割を担う立場にあります。この度の発言は人間として最低の品性をあらわしたものです。取り消しで許される軽い問題ではな」いと厚生労働大臣の罷免、安倍首相の責任を明らかにするよう求めています。