緊迫した国会情勢をむかえて、京都府下各地で教育基本法改悪反対の運動も連日取り組まれていますが、12日夕、枚方市の京阪樟葉駅頭でも通勤・通学の人々にむけてプラスターやチラシとマイクからの訴えがされました。取り組んだ「教育基本法改悪に反対する八幡市民の会」は、京都の綴喜教組、府高教組、新婦人、民商、京建労や平和委員会をはじめたくさんの団体や個人で結成されて連日精力的な運動を展開しています。真正面にひときわ目立つプラスターとマイクでの訴えで、チラシ受け取る人や署名もたくさんの人が応じていました
 平和委員会の小畑哲雄さんは「戦前は教育勅語を覚えさせられた。そして戦場での死が美徳とも教え込まれて、多くの若者が戦場で散らされた。戦後は根本的な反省のもとに教育基本法が制定され、再び戦場に駆り出される人間にならない人格を育てる教育になった。それを再び戦前のように戦場に黙って送り込まれる子どもにしようとする改悪は絶対にゆるせない!」と訴えました。(仲野良典)