大山崎町の真鍋宗平町長は8日、同日開かれた12月定例会に臨み、所信表明を行いました。
 真鍋町長は、町民が新町政を選択したことについて、「水問題や保育所をはじめ福祉や暮らしを支える環境を維持し、新たな負担を避けながら厳しい財政状況を乗り越える、後始末を含む『再生』の課題を新しい町政に託した」とのべ、住民ニーズに応える町政運営に努力することを強調。
 高い府営水問題では、住民の意思をすみやかに実行する段階にあるとして、「水量に関する交渉の一歩を踏み出していきたい」と公約実現に強い姿勢を示しました。
 また、まちづくりについて、天王山の自然や歴史資源に触れながら、「情報公開と話し合いの町政を基本に、住民参加と連携の条件を広げたい」、「次世代に向けて、大いに地域の特徴を語り、将来像を確立して行きたい」と抱負を語りました。