京都女子学園の有志でつくる「京女・九条の会」は、教育基本法の改悪に反対する緊急アピールを発表しました。呼びかけに名を連ねたのは、いずれも京都女子大学教授の秋本勝、井上真理子、小波秀雄、秀村冠一、前田佐和子の5人です。
 同アピールでは、同学園の教育の土台が、仏教精神と教育基本法の精神であり、教育基本法が変えられたら、その精神は別のものになると指摘。教育の目標に愛国心の態度をかかげ、政府の教育介入を可能にするなど、「戦前の国家主義教育に対する反省から生まれた現行法の理念を180度転換するもの」と批判しています。
 仏教学を教える秋本勝・現代社会学部教授は、教育基本法の「改正」論議が改憲と合わせたものであるとし、「仏教は、殺生、復讐を禁じており、憲法9条の精神に通じるものです。かつて、宗教が、国家神道にからめとられ、戦争に加担した苦い経験に学ばなくてはならない」と話します。
 また、一部のエリートづくりを狙う安倍首相の教育再生は、「違いを認め、みな平等だと唱える仏教精神とあいいれません」と語り、「審議を急ぐな、慎重な審議せよの国民の声。反対の声をもっと広げましょう」と呼びかけています。
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