「憲法九条を守る木幡・六地蔵の会」は4日、宇治市の木幡地域福祉センターで安斎育郎立命館大学国際平和ミュージアム館長を迎えて、結成2周年のつどいを行いました。
 安斎氏は「『憲法九条を守る』から『憲法九条で守る』」と題して講演しました。
 安斎氏はこの中で、太平洋戦争もベトナム戦争もイラク戦争もウソから始まったものと指摘し、人がだまされやすいことを得意の手品も交えながら説明しました。
 また、憲法と平和の問題について、「『憲法を守る』というのは消極的。『憲法で守る』ことでこそ、日本の平和が守られる。また、唯一の被爆国であるからこそ世界平和を大きく伝えていける」と強調しました。
 同会は、毎月第1日曜日の署名行動に取り組み、住民過半数の署名実現に向けて奮闘しています。(帆足慶子)