京都5花街の1つ、宮川町は、技芸研鑽(さん)の成果を披露する「みずゑ會」を35年ぶりに復活し、10月26日から29日まで同町歌舞練場(京都市東山区)で開きました。
 同町では、歌舞練場の大規模な改築工事のために71年から同「会」を中断し、「勉強会」や「浴衣会」など小規模なものを継続してきました。今年は地元在住の演出者の協力が得られることになり、「会」復活が実現しました。
 連日、祝い事の舞「姫三社(ひめさんじゃ)」や2人の粟餅売りが芸を見せながら売り歩く「粟餅(あわもち)」など4曲を披露し、総をどり「宮川小唄」でフィナーレを飾りました。