京都革新懇は7日、京都市内で雑誌・「経済」編集長の友寄英隆氏による、「安倍新政権と『新自由主義』路線」と題した講演会を開きました。
 約230人の聴衆を前に友寄氏は、安倍晋三新首相の歴史認識について「『植民地支配と侵略』への『おわびと反省』を表明した従来の政府の立場さえ認めていない」と指摘。憲法と教育基本法改悪に言及している同首相の発言を紹介しながら、その危険な役割を強調しました。
 経済政策においても、財界の要望に応えて「経済成長が低くても、大企業の利益は確保できる構造づくりを引き続き押し進めようとしている」とし、『「新自由主義」路線で国民は大きな負担を強いられ、矛盾は大きい。国民の切実な要求を結集し、国民的な反撃の運動を大きく発展させることが重要」と述べました。