八幡市での場外舟券売り場「ボートピア京都やわた(仮称)」の設置に反対する同市の市民団体が6日、滋賀県知事に対しボートピア建設の見直しを求める要望書を提出し、担当者らと意見を交えました。
 ボートピアは琵琶湖競艇を施行する滋賀県は八幡市と行政協定を結び(2006年3月)、進出計画を進めているもの。
 提出したのは、「ボートピア計画に反対する市民の会」(中川茂代表)。中川代表は、これまでに約32000人(人口の約半数)が建設反対の署名に賛同し、設置を進める業者が民主的な地元同意を取らずに、合意ができているかのような報告を国に対して行ってきたことの問題点を訴えました。
 担当者は、「知事からも、1円でも多く収益を上げてくださいと激励をされている」「八幡市の意見を尊重している」などと応えました。
 同会は県庁前でボートピア反対を訴える宣伝も行いました。 日本共産党の森下由美、松島規久男、巌博、山本邦夫、亀田優子各八幡市議、ひなご大介府議候補も参加しました。