乙訓地域の水問題に取り組む向日市、長岡京市、大山崎町の住民団体は27日、高い水道料金の原因となっている「府営水道協定」の見直しを求める請願を、京都府議会9月定例会に約3万2180人分の署名を添えて提出しました。提出したのは、「向日市水問題を考える会」、「長岡京の地下水を考える会」、「大山崎町の水を考える会」の3団体でつくる「乙訓二市一町 水の会連絡会」(代表湯浅暢子)。
 請願は▽府営水道協定を抜本的に見直す▽府営水道料を引き下げる、の2点を求めています。
 湯浅代表は「3万人以上の住民の声を受け止めて、請願を採択してもらいたい」と話します。
 請願には日本共産党の前窪義由紀、光永敦彦両議員が紹介議員になっています。10月3日に開かれる総務常任委員会で審議される予定。