第45回乙訓母親大会が7月2日、大山崎ふるさとセンターで開かれ170人が集いました。
 「憲法と教育基本法の過去・現在・未来」と題して、村山晃弁護士が講演しました。
 村山氏は、私たちを守ってきた憲法の60年の歴史を振り返りながら、不当な国の支配介入を排除し、直接、国民に責任を負う教育基本法の根本理念を守るたたかいを強めていくことの重要性を強調。「あの残虐な侵略戦争が終わって、まだ60年である。人間はどこまで残虐になれるのか、その答えは出ていない。答えが出ないまま武器を持つことだけは止めないといけない。その答えを見つけるためにここにいる」というアウシュビッツの日本人公式ガイドの方の言葉を紹介しました。
 今後のたたかいへの勇気を得た母親大会となりました。(沢月子)