教育基本法改悪阻止に向けて、日本共産党京都府委員会は26日夜、国会報告と運動交流を兼ねた緊急集会を京都市中京区のラボール京都で行い、51人が参加しました。
 井上哲士参院議員は、日本共産党が発表した緊急アピールに触れて、改悪阻止のたたかいを進める上で、今の教育の現状を憂う人たちの思いに広くこたえる姿勢が大切とのべ、「改悪法案がこの思いにこたえるどころか逆行するものと分かれば反対の声は燎原の火のごとく広がっていく」と強調。国会審議では、志位和夫委員長の追及で「愛国心」の評価を小泉首相自らが「難しい」と認めるなど法案の矛盾が露呈しているとのべ、「各地で上部団体の違いを超えた改悪を許さない共同が広がっている。徹底審議で法案の本質に明らかにし、廃案へ追い込みたい」と訴えました。
 成宮まり子参院京都選挙区候補(京都国政委員長)は府南部の小学校で今年3月まで「愛国心」を評価する通知表が使われてた事実を告発し、「教育基本法が改悪されれば、本当に恐ろしいことになる。共同の運動を広げていきたい」とあいさつ。梶川憲京教組書記長が府内各地での運動や6月4日に円山公園で行う改悪反対緊急集会に向けた取り組みを紹介しました。