民青同盟龍谷大学班は27日、新入生歓迎企画として実行委員会を立ち上げ、日本共産党前参議院議員の吉岡吉典さんを招いた講演会「きみの歴史認識は21世紀を乗り越えられるか」を龍大学生会館で行いました。中国からの留学生5人をふくむ30人の学生が参加しました。
 吉岡さんには近年歴史認識の違いから起こる日本と中国や韓国とのあつれきの根本原因である約60年前の侵略戦争や、国神社や竹島の問題を中心に話していただきました。
 吉岡さんは、靖国神社を戦後の日本の出発点である東京裁判、サンフランシスコ平和条約を根本から否定する立場にあるとして、その思想の持つ危険性を伝えました。
 竹島問題については、歴史的背景の複雑さから日韓どちらの領土であるか判断の難しさがあるとのべました。しかし、日本側には、かつての政府が「竹島は日本の領土ではない」と不利な文書を発表していることも語られました。
 学校の中で社会について考える学生主催の企画が年々減っているので、僕たち民青同盟はこれからもいろんな講演会を開いていきたいです。(コペル君)