八幡市一ノ坪にボートピア(場外舟券売り場)の設置計画が進められている問題で、反対運動に取り組む「ボートピア計画に反対する市民の会」(中川茂代表)が21日、スーパーや市役所前で宣伝をしました。
 ボートピア設置をめぐって市は3月30日、市民から寄せられた3万人の反対署名を無視し、当該自治会である1区、6区の区長が同意したことを根拠に「地元同意はある」として、滋賀県と行政協定を結びました。
 宣伝で中川代表は、署名に寄せられた市民の声を無視し、まともな説明会すら開こうとしない市のやり方を批判。「国交省の許可が必要であり、行政協定が結ばれたといっても、設置が決まったわけではありません。八幡のまちに巨大なギャンブル施設はいりません。安心して暮らせる美しいまちを市民の力でつくるために声を大きく上げていきましょう」と訴えました。