大型店の出店規制ぜひ
  「土・日に店を閉めている」 「もっと努力を」 と現職候補は言いますが、 商店にとってはとても厳しい発言であり、 商店街の実態を知らない発言です。 今でも必死に努力しているのに、 憤りを感じます。
 商売は365日お客さんのためにはサービスできるのが一番よいことです。 しかし、 スーパーは交替勤務でできますが個人では無理なことです。 大型店が出店して人の流れが変わります。 店を開けてても土日には客が来ないのが現実なんです。
 福知山市にもジャスコが出店したとき、 共存共栄と言われましたが、 弱肉強食の社会で個人商店は生き残っていけないんです。 商店連盟の会議でも話題になりましたが、 大型店を誘致しても地元の金融機関は使わない、 税金も市に納めないのでは、 地域経済の発展にもつながりません。
 商品は 「安けりゃよい」 というものではありません。 地域に密着した商店街で消費者の要望に応えられる商店街の振興が必要です。
 大型店出店規制、 地域経済や市民の暮らしを重視する府政の実現にむけ、 がんばってほしいです。(「週刊しんぶん京都民報」06年4月9日付掲載)