【衆院選2026/共産党に期待】外交・対話で平和を追求するのが政治の役割/日本基督教団伏見教会牧師・宮川経範さん

高市内閣は、トランプ政権の要望に応える形で軍事費を増やしています。戦争に向かっていくのでは、と恐ろしさを感じると同時に、国民の中にも一定支持する流れがあることに危機感を感じています。
増えている軍事費は、ミサイルなどの武器を購入するためのものです。武器は人の命を奪う道具です。人を殺すために税金を使ってはいけません。キリスト教でも、他の宗教でも「殺してはいけない」と説いています。命を大切にする宗教者が命を奪う武器購入のための税金投入は認められません。
「そんな甘いこと言っても、世界で戦争が起き、中国は何をするかわからない。備えなければ」などと軍拡の「必要性」を説き、容認する人たちがいます。そうでしょうか。
やられたらやりかえさなければいけないと相手を黙らせるため、学校の教室にナイフを持ってきますか。先生に止められますよね。それは常識です。
国と国とでは違うのでしょうか。他国の脅威をあおって軍拡を進めた先に、国土の安全がありましたか、人々の幸福はありましたか。国土は焦土と化し、自国も相手国も多くの死者を出しただけでした。その反省の上に日本は、日本国憲法をつくり、二度と戦争はしない、と世界に誓ったのではないでしょうか。その約束を破るのですか。
今、歴史を逆行する動きが起こっているのも事実です。そんなときこそ、知恵をしぼり、外交、対話による平和を追求するのが政治家の役割ではないのですか。軍拡をするために、憲法を変えようと発言するなど論外です。
今、真っ先にやらなければならないのは地球の温暖化を食い止め、人類の危機を回避することではないでしょうか。地球と言う船に穴が空いて沈み、人類が生存するための環境が脅かされているときに、お構いなしに甲板でけんかをするなど愚の骨頂です。国の元首として不適格です。
平和は食事と一緒で、何もせずに降ってくるものではなく、日々おこたらず努力しなければならないものです。共産党は、結党時から、ぶれずに一貫して戦争、軍拡に反対し、万人の幸福を追求するために活動されてきました。敬意を表します。是非がんばってもらいたいです。



