「国保逃れ」「万博未払い」維新街宣に聴衆から追及の声 吉村代表が京都入り「万博未払い」問題は一切言及せず
日本維新の会の吉村洋文代表が1月28日、衆院選(2月8日投票)公示後初めて、京都市内で街頭演説に立ちました。吉村氏は高市政権の「アクセル役を果たす」と述べ、暮らし・平和両面で暴走する政権の推進役となることを盛んに強調しました。その一方で、所属議員の脱法的「国保逃れ」については、演説の最後にこの問題で関与していた6人を「除名した」と述べただけ。「大阪・関西万博」についても「工事未払い」問題について一切言及せず、一部の聴衆から「国保逃れはどうした」「万博未払いはどうなっている」などのヤジが飛び交い、騒然となる場面もありました。
この日は、京都市内2カ所で街頭演説。下京区では、吉村氏は「これまでの自公政権では進まなかった改革を、エンジンとなってグッと前に進める」と強調。維新が主張する社会保険料の「負担軽減」「社会保障改革」は、高齢者の負担増につながりかねないにもかかわらず、「自民党だけでは踏み込めなかった 。しがらみのない維新だから改革ができる」などと訴えました。その一方で、高すぎる国保料を放置しながら、高額な議員報酬を得ている議員が国保料負担を逃れるために一般社団法人の理事となっていた問題では、一言「お詫び」をしただけでした。
また、万博の「成功」を繰り返し強調。被害総額10億円超とも言われている海外パビリオンの工事代金未払いを巡って、建設業者が被害回復を訴えていることや大阪府の責任については、何一つ述べませんでした。
街宣車の前には聴衆が集まる一方、10人ほどが「組織的国保逃れ」「嘘つき」「万博未払い」などと書いて、維新を批判するボードを持ってアピール。吉村氏の無責任な演説に対し、メガホンを手にヤジを飛ばす人、維新のスタッフに「私らはまじめに国保料を払っている」と詰め寄る人もいました。




