【衆院選2026/京都から問う】〔生活保護〕こんなことが許されるのか 「京都 新・生存権裁判」原告・森絹子さん

高市首相には政権を担う資格はないと思っています。京都の原告として10年余り闘ってきました。昨年の最高裁の判決で引き下げは違法との判断が下った時には、本当に喜びました。ところが政府は私たちに謝罪どころか、新たな方法で再減額を行うことを決めました。こんなことが許されるのでしょうか。
政府が減額を行った背景には、当時の自民党議員の生活保護へのバッシングがありました。高市氏は「もらえるものもらおうとか弱者のフリばかりする国民になっていたら日本国は滅びてしまう」と発言しました。現在の財務大臣、片山さつき氏は、「生活保護を恥と思わないのが問題」などと述べてきました。
利用者は保護費があとわずかとなり、時には一日数百円で暮らす、そんな生活をしています。高市首相や政権を担っている人たちは、人の痛み、人間の尊厳や生存権の大切さを分かろうともしていません。だから、最高裁の判決を平気で無視できるのだと思います。
私たちの声を代弁し、運動励ましてくれた共産党の議席増を
今度の選挙で、社会保障全体への攻撃を行う高市政権に審判を下してほしいと思います。併せて、生活保護費の減額問題で、私たちの声を国会で代弁し、運動を励ましてくれたのが共産党でした。生活保護基準は、多くの社会保障制度の根拠となる「命のとりで」です。この立場で、国会で徹底追及してくれる共産党の議席が増えることを切望します。



