「宇治茶道場 匠の館」が毎木曜日に開催しているお茶教室では、日本茶インストラクターが、色々な緑茶の楽しみを教えてくれます。
 その中から、お勧めの飲み方、味わい方を紹介します。
 1つ目は、通常、水から5時間かけて淹れる「水出し煎茶」の簡単な作り方です。
 急須に、2人分で大さじ山盛り2杯の茶葉と氷を5、6個を入れ、80CCの熱湯を注ぐだけ。
 ポイントは、「えっ、こんなに」と言うぐらいの茶葉の量と4~5分間、ゆっくりと待つことです。
 口に含めば、初夏の風が通り抜けたようにさわやかで、まろやか。2煎目、3煎目になるほど深い味わいが楽しめます。
 もう1つは、抹茶入りヨーグルト。抹茶に数滴水を入れて練ったものをヨーグルトに混ぜるだけで、見た目にも美しい、夏のデザートになります。
 抹茶の賞味期間は、封を開けると1カ月ほど。「使い切れなくて、薄茶や濃茶以外の味わい方、ありますか」とたずねて、教えてもらった抹茶の手軽な利用方法です。
 新茶季節、今までとは一味違うお茶を楽しんで見てはどうでしょう。