京都医労連は9日、第84回定期大会を南区の京都府民総合交流プラザ「京都テルサ」で行い、いのちを守る職場にふさわしい職場改善と医療労働者の生活を守る取り組み、医療・社会保障を守る運動を一体のもとして進める運動方針を決定しました。
 討論では、今年4月の診療報酬・介護報酬の改定や医療制度関連法案の制定など、医療・社会保障を受ける患者や医療労働者にとっても極めて厳しい状況や看護現場の過酷な労働実態などが報告されました。この中で、労働条件の改善と「看護師増やせ」を組織の枠を超えて取り組んだ看護闘争の取り組みや住民とともに「病院守れ」と奮闘した舞鶴市民病院労組のたたかい、職員の雇用と医療継続のために結成した洛西ニュータウン病院労組のとりくみなど組合員の生活と権利、医療を守るためのたたかいが豊かに話されました。 
 大会で選出された役員は次の通り。▽委員長=森田しのぶ▽副委員長=勝野由起恵、芝井公、白石日出文、松永和子▽書記長=松本隆浩(すべて再)(M・S)