全国建設交運一般労働組合京都府本部は10日、南区の京都高齢者会館で第8回定期大会を開き、業種別の統一要求の実現、憲法や労働法制改悪阻止の共同のたたかい、組織建設目標の実現などの運動方針を採択しました。 
 斉藤真一委員長は、あいさつで非正規雇用の増大で多くの労働者が貧困に追いやられていることや労働法制の改悪で正規労働者の雇用の破壊も行われようとしていることを指摘。「労働者の雇用と生活、権利を守るたたかいの中で連帯を広げ、組織強化もはかりたい」と述べました。
 来賓として日本共産党の成宮まり子参院京都選挙区候補は、建交労の
「偽装請負」を打ち破るたたかいに触れて、「この間の政治の流れの変化は、労働者や国民のたたかいが作り出している」と強調。非正規労働者や成果主義賃金の実態をつかみ、行政を動かす取り組みにしていきたい」とあいさつしました。
 大会で選出された役員は次の通り。▽委員長=斉藤真一▽副委員長=加藤眞久(以上再)、西山泰治(新)▽書記長=川口孝男(再)