自民党政治“代弁”府政と対決 府議補選右京区に立候補表明・山口咲子氏が初の街頭訴え

「戦後最悪」の高市早苗政権が発足するもと、日本共産党は府内各地で「自民党政治を終わらせる」街頭宣伝に取り組んでいます。同党西地区委員会は10月25日、右京区内2カ所で街頭宣伝を行い、穀田恵二前衆院議員らとともに、来年春の府知事選と同時に行われる府議補選右京選挙区(欠員1)に立候補を表明した、右京区府政対策委員の山口咲子氏が初の街頭訴えを行いました。
山口氏は、看護師・看護学校教員として働いてきた経歴を紹介し、物価高騰で米も買えず、奨学金の返済に苦しむ学生の実態、コロナ禍での過酷な医療実態などを語り、「ケア労働者の処遇改善や高等教育の無償化を実現させたい。ほんまに社会を変えたい」と決意を表明しました。
医療や教育よりも自衛隊基地の強化などに多額の税金を投入する自民党政権を批判し、「軍事費よりも社会保障充実、消費税減税の実現を。自民党政治を代弁する今の府政ときっぱり対決し、優しくて温かい政治に変えよう」と呼びかけました。
穀田氏「戦後最悪というべき高市政権と正面対決」
穀田氏は、維新との政権合意で企業・団体献金の禁止や消費税減税などに背を向ける高市政権を批判し、「戦後最悪と言うべき政治が始まろうとしている。それと正面から対決するのが日本共産党だ」と強調。自民と維新が国会議員定数削減を狙っていることについて、日本の国会議員数は、OECD(経済協力開発機構)加盟38カ国の中で3番目の少なさだとし、「『身を切る改革』をするならば、315億円を政党に配る政党助成金こそ廃止すべき」と述べました。そして、来年の府議補選での山口氏勝利と府知事選での府政転換で、自民党政治を終わらせようと呼びかけました。
宣伝では、日本共産党の島田敬子府議と江本佳世子京都市議らが訴えました。




