「3年公募」廃止へ3万人署名成功を 府庁で働く会計年度任用職員らキックオフ集会

京都府庁で働く会計年度任用職員の「3年公募」廃止を求め、3万人署名に取り組むキャンペーンチームと京都府職労は共同で9月29、30の両日、オンラインで結んだ「キックオフ集会」を開催しました。延べ約100人が参加し、「署名運動を成功し『雇い止め』をストップさせよう」と決意を固め合いました。
30日の集会は昼休みに開催され、府職労の会議室に集まった約20人と府内6会場などをオンラインで結びました。チームのメンバーをはじめ、京都府内の自治体で働く職員や厚生労働省の非正規職員でつくる「あんみつネットワーク」のメンバーが連帯の訴えをしました。チームメンバーの一人は「前回の公募で自律神経を壊してしまいました。安心して働き続けられる職場の実現で人権を取り戻したい」と発言。「あんみつネットワーク」のメンバーは「京都での立ち上がりが全国を励ましています。一緒に頑張ろう」とエールを送りました。
集会後、参加者から「当事者の切実な訴えが心に響きました。たくさんの仲間がいて心強いです。大きな運動にしていきましょう」「運動をきっかけに、3年公募どうしてもなくしたいと思いました」などの感想文が寄せられています。
府職労副委員長の高橋幸信さんは「予想を超える参加人数となりました。集会を力にしたい」と話しています。