長岡京市の保護者有志でつくる「学校給食無償化をすすめる会@長岡京」は4月23日、 中小路健吾市長と西村文則教育長に宛てた「小中学校給食費の無償化を求める署名」、1万289人分(第1次提出の4671人分含む)を提出しました。

 昨年9月から市内各地で署名に取り組み、目標の1万人分を突破。提出数は人口比約12・5%に相当します。

 署名提出行動に参加した土居亜希さんは、中学生から年少児まで4人の子どもの母親。手作りの温かい学校給食の提供に感謝するとともに、給食費だけで年間10~20万円かかる実情を述べ、「無償化の高槻市(大阪府)では、市長の裁量でできると聞いた。少しでも行政に支援してほしい」と話しました。

 別のメンバーも、「全額無償でなくても負担軽減から検討してほしい」(小学生の子どもの母親)、「1万人を超えた署名数に市民の関心の高さを感じる。無償化は、子育てしやすいまちという若い世代へのアピールになる」と訴えました。

 同「会」は、映画上映会や学習会などを企画しながら、給食無償化の運動に取り組んでいます。