街頭で訴える岡本候補

 4月23日投票を迎える、和束町議選(定数10)では、日本共産党の岡本しょうい候補(55)=現職7期=が、「水道基本料金免除の再実施や、子育て、高齢者施策の充実などで、住み続けられる希望ある和束町をつくろう」と奮闘しています。1人オーバーの少数激戦です。

 コロナ禍・物価高のもと、岡本町議は町に対して10回以上の要請を実施。無料PCR検査や事業者の直接支援など暮らしを守る施策を具体的に示して求めてきました。

 一方で同町は昨年4月、最大2倍の水道料金値上げを強行。岡本町議は、「コロナ禍でライフライン値上げは許されない」と撤回を要求。賛成多数で強行されましたが、中止を求める署名1400人分(有権者の4割超)と請願が提出(22年3月議会)されるなど、反対運動が広がりました。岡本町議は、請願採択を訴えるなど運動に連帯。その後、町は22年7月から今年3月まで基本料金免除を実施するなど、世論と運動が町政を動かしました。

 岡本候補は主な公約に▽水道基本料免除の再実施▽商品券やLPガス補助など物価高対策▽子どもの国保税無償化など子育て支援▽介護保険料引き下げなど高齢者支援▽公共交通の利便性向上と負担軽減▽独自支援強化で茶農家を守る─などを掲げています。