改憲NO! 全国市民アクション・京都は、3月29日、「1・14安保3文書と大軍拡・大増税撤回を求める緊急集会」で呼びかけた、「大軍拡・大増税撤回を求める緊急署名」1万788人分(第1次集約分)を内閣に提出しました。

 提出行動に参加した小笠原伸児弁護士(アクション・京都事務局、憲法9条京都の会世話人)は、「安保関連3文書の危険な内容、そして京都では舞鶴自衛隊司令部の地下化がねらわれ、陸上自衛隊祝園分屯地(精華町)に大型火薬庫建設計画もあり、住民の不安や懸念が広がっている」と述べ、3つの要望事項(*)の実現を求めました。

 署名提出に同席した、日本共産党の倉林明子参院議員は、「わずかな期間で1万人分を超える署名が集まったことをしっかり受け止めるべき」と、市民の署名に託す強い思いを訴えました。

 署名を受け取った内閣官房の担当者は、「様々なところから要請を受けており、政府内でもしっかり共有させていただく」と述べました。

 提出行動参加者は、署名提出に先立ち、12人の地元選出の衆・参国会議員を訪問し、緊急署名3項目への協力を要請しました。

*緊急署名の要望事項

1.安保関連3文書の閣議決定を直ちに撤回してください。

2.今回の閣議決定に基づく軍事費増大の予算を撤回してください。

3.いのち・暮らしを破壊する大軍拡・大増税の撤回を求めます。