気候ではなくシステム変えよう! 気候危機は命の問題――世界同時気候アクション0303に呼応して、3月3日、Fridays For Future Kyoto(FFF京都)は、京都市内で気候マーチに取り組み、青年ら約50人がプラカードや横断幕を手にアピールしました。

 円山公園(東山区)で行われた出発前集会では、石川県から参加した女性が「気候危機は社会問題であり、貧困問題、労働問題にも通じる課題。学生や親世代、労働者とも手をつなぎたい」とスピーチ。

 初めて気候マーチに参加する、環境経済学を学ぶ大学生や元高校教諭、大学教授ら6人が発言し、「人間の消費活動は資源量を超えている。持続可能な仕組みに変えたい」「脱炭素を名目にした原発推進は許さない」「このアクションを知り、(気候危機を)変えられるかもしれないと思った」などと訴えました。

 FFF京都に参加している、立命館大学2回生の岡光夏実さん(20)は、「知識を得るだけでなく、声を上げることも大切。一人でも多くの人に気候危機の現状を知ってもらいたい」と話していました。