「小学校のような全員制の中学校給食をめざす@右京」は11月12日、京都市右京区内のスーパー前3カ所で宣伝し、全員制の中学校給食の実施と給食の無償化を求める署名の取り組みを呼びかけました。

 代表の南徹さん(京都中・右京康友の会副会長)は、「給食は学校教育の一環です。京都市の中学校でも全員制の給食を実施し、教育費負担で年間5万円にもなる給食費の無償化を実現しよう」と訴えました。

 日本共産党からは、島田けい子府議、かみね史朗元府議(府議予定候補)、えもとかよこ市議予定候補が参加。

 かみね氏は、市教委の実態調査でも昼食を食べない生徒が「時々ある」を含めて7・7%だったことをあげ、放置できない事態だと強調。長年、市民団体ともに中学校給食の実施を求めてきた日本共産党の役割を紹介し、「一緒に力を合わせて京都市で実現させよう」と話しました。

 島田府議は、全員制の中学校給食を実施しない京都市の遅れは深刻だと批判し、「安心、安全の給食を子どもたちにプレゼントしよう。署名に協力を」と呼びかけました。

 えもとさんは、「京都市は、財政難を理由に中学校給食の実施に背を向けているが黒字。右京区で2万人の署名をめざしています。協力をお願いします」と声をかけました。

 宣伝では、子育て中の母親も飛び入りでマイクを握り、「子どもの成長のために栄養のバランスのとれた中学校給食は必要」と力を込めました。

 この日は、子ども連れを中心に、大学生や高齢者も署名に応じていました。 署名は、来年の京都市議会3月定例会に提出する予定です。