長林みよ候補

 宮津市長選が6月12日告示、同19日投票で行われます。日本共産党前市議で「みんなでつくる宮津の会」の長林みよ氏(64)=新人、無所属=は、コロナ禍に加え物価高騰が市民の生活を直撃しているもと、「負担増やサービス切り捨てを進める市政を転換し、住民負担の軽減で命と暮らしを守る」と奮闘しています。

 同市長選は、現職の城崎雅文氏(51)との一騎打ちの見込みとなっています。

 長林氏は、現市政が「財政健全化」の名のもと水道料金33%値上げなどの市民負担押し付けを強行するとともに、下水道料金値上げなど新たな負担増を狙っていることについて、「物価高騰のもと、市民生活の応援とは真逆の市政運営だ」と強調。水道料金、国保税・介護保険料の引き下げとともに、隣接する与謝野町の4倍高い指定ごみ袋料金(可燃45㍑で同市900円、同町224円)値下げなど、市民の負担軽減を訴えています。

 子育て世代での教育費の負担軽減として▽子ども医療費無料化を高校生まで拡充▽学校給食無償化─などを掲げ、「子どもも、高齢者も笑顔が輝く宮津を実現する」と訴えています。

 また、市民から反対の声が上がっている、ゲノム編集魚の「ふるさと納税」返礼品の採用、大規模風力発電の設置計画について、中止を求めています。

 他に主な公約に、▽希望者への無料PCR検査実施などコロナ対策拡充▽地域循環型経済の構築▽市民の声を聞く市政▽原発ゼロ—の実現を訴えています。