こくた国対委員長(中央)とともに会場参加者の激励に応える、(右から)竹川ますお、松田たかえ、つぼい久行、佐々木まさひこの各精華町議選予定候補(4月18日)

 日本共産党山城地区委員会は4月18日、精華町議選(5月11日告示、16日投票)での全員勝利をめざす演説会を同町の、むくのきセンターで開きました。こくた恵二国会対策委員長・衆院議員が町議選の争点と共産党議員団の値打ちについて訴え、立候補を予定する佐々木まさひこ、松田たかえ、つぼい久行=以上現=、竹川ますお=新=の4氏が決意を表明しました。

こくた氏「コロナ禍のもと政治のあり方問われる選挙」

 こくた氏は、コロナ禍での政治のあり方が問われる選挙だと述べ、コロナ感染拡大で病床がひっ迫する下で政府が、公立・公的病院の病床削減と、75歳以上の医療費負担2倍化を狙っていることを批判。3月の同町議会で、党議員団が提案した後期高齢者医療費の2割引き上げに反対する意見書に、自民・公明両党など町長与党の議員が反対したことを紹介し、党議員団の役割を強調しました。

 また、日本共産党が「アメリカ言いなり」と「財界の利益中心」の二つの政治の異常をただすことをめざしており、米国にも中国に堂々とものを言い、原発ゼロ、消費税減税など、「財界中心」のゆがみを正す改革に取り組めることを紹介。「住民目線で国、府、町にものを言い、みんなと運動して願いを実現する」という町議団の実績と値打ちにふれて、現有4議席獲得への支援を呼びかけました。

 4人の候補者らは、子どもの医療費無料化や公共施設でのバリアフリー化実現など、住民の願いを届けてきた議員団の実積を紹介し、▽コロナ対策・支援の充実▽高校卒業までの医療費の無料化▽直営の中学校給食の早期実現▽住宅リフォーム助成制度実現―などに全力を挙げる決意を述べました。

 町議選(定数18)をめぐる情勢について山城地区委員会の谷口清久委員長は、2人オーバーの少数激戦が予想され、総選挙を前にした政党選挙の様相だと報告。コロナ禍で暮らしの不安が増すなか、「くらし、福祉最優先の町政をめざすベストチーム」の値打ちと同時に、4人全員当選には大幅な得票増の必要性を強調し、宣伝、対話の取り組み強化を訴えました。