京都市内の小中学校児童・生徒にも新型コロナウイルスの感染が広がるなか、学校での感染予防対策として、学級規模を20人程度にするよう京都市長に求める緊急要望書「子どもたちの学習の保障と感染防止は少人数学級で!」が8月6日、京都市に提出されました。呼びかけ団体の京都市教職員組合と新日本婦人の会京都府本部の代表らが、この日までに集めた7090人分の署名と一緒に市長公室の担当者に手渡しました。

 要望内容は、▽子どもたちの心身のケアと丁寧な学習保障、感染防止のために20人程度の学級▽7時間授業の一律実施の中止▽教室内外の消毒、清掃など、教職員の感染予防の取り組みをサポートする人員の配置―の3点です。

 署名は、新型コロナウイルスの影響による休校を経て、学校が本格的に再開した6月中旬から取り組んできました。

 新婦人では、コロナの影響で、変わったことや困ったことを子どもたちに聞くアンケートを実施。保護者の不安の声も聞いて署名を広げ、約1600人分を集めた新婦人左京支部を代表して提出行動に参加した桐澤優子事務局長は、「40人近い学級規模では3密は避けられない。子どもが楽しく通える学校にするためにも、今こそ少人数学級を実現させたい」と話していました。

 市教組の西明和彦書記長は、学校再開後、全国では珍しい「7時間授業」の実施や教職員に超過勤務が強いられている実態があるとし、「子どもたちは詰め込み授業で疲れ、教師もコロナ対応の先行きが見えず圧迫感がある。要望への対応を急いでほしい」と述べています。