商品のドーナツやクッキーを手にする利用者

 新型コロナウイルス感染防止対策でレストランや店舗を休業した上、物品を販売するイベントが中止となり、手作り商品の販売をメーンとする障害者が働く作業所が苦境に立たされています。「きょうされん」が運営するネットショッピングモールの「TOMO市」では、通所者の仕事づくりと売上、集客に貢献する「コロナ不況に負けるな! 作業所応援ショップ」(https://www.tomoichiba.jp/clp1pc15c163c2365o0of0v0.html)を立ち上げています。きょうされん京都支部に加盟する府内の作業所の応援企画として、自慢の商品を紹介します。

素材生かした焼き菓子が人気

 素材の味を生かしたドーナツやクッキー、フィナンシェはいかが―丹後地域の社会福祉法人(よさのうみ福祉会、あみの福祉会、久美の浜福祉会、丹後大宮福祉会福祉会)の作業所などでつくるクリエイトショップ 「くりくり」(京丹後市峰山町のショッピングセンター「マイン」内)では、それぞれの事業所で作られたお菓子や織物などの小物やグッズがいっぱいです。

 「くりくり」に出店する、峰山共同作業所製造のクッキーは、チョコ、塩、黒糖、おから、黒豆きなこなど13種類あり、大袋が430円で、小袋が250円(税別)。

 当店のみで販売している焼きドーナツ「ぼんべにえ」は、油で揚げず、ヘルシーです。プレーン、チョコ、シナモンの3種類で、各200円(税別)。また、プレーンとココア味の2種類のフィナンシェも人気。200円(税別)。

 同作業所の引野充郎主任は、「コロナの影響で、注文販売が落ち込んでいるので、ぜひお取り寄せして味わってほしいですね。味には自信があります」と話します。

 問い合わせ℡0772・62・4888(くりくり)。