つなぐ京都2020
石田紀郎氏(右)と協定書と交わす福山和人氏(11月16日、京都市)

 来年2月2日投票の京都市長選に立候補を表明した、弁護士の福山和人氏(58)の勝利を目指す確認団体「つなぐ京都2020」が11月16日、結成されました。中京区の事務所で、協定書の調印と会見が行われ、福山氏は「政治は、市民のためにある。市民のための市政を取り戻したい」と決意を述べました。

 確認団体は、市民らが市長選に向けた「つどい」を開き、候補者擁立など議論する中で、「民主市政の会」との共同が実現。結成されたもの。

 共同代表に、市民環境研究所の石田紀郎氏、フリージャーナリストの守田敏也氏、市議選に無所属で立候補した白坂有子と井﨑敦子の両氏、中村和雄弁護士、京都総評の梶川憲議長、西郷南海子氏、新婦人京都府本部の森下総子会長、日本共産党の渡辺和俊府委員長、新社会党府本部の駒井高之副委員長の10人が就任。石田氏と福山氏が協定書を交わしました。

 会見で福山氏は、11日の立候補表明から短期間で選挙母体が発足したことについて、「大変、心強くうれしい」と語りました。その上で、「市民とともに」という言葉を他の候補者も口にすることについて、「中身が大事だ。例えば市議会で、全員制の中学校給食の実現、子どもの医療費無料化拡充などの請願や署名にどういう態度をとったのかが問われている」と述べました。

 事務所は、昨春の府知事選と同じ場所。〒604─8383京都市中京区西ノ京小堀町2─4。☎075・366・3365。