京都医労連白衣宣伝
勝野委員長(中央)先頭に署名を呼びかける医療労働者

 安全・安心の医療と介護を充実させようと、京都医労連(勝野由起恵委員長)は11月7日、京都市の四条通で宣伝を行い、医師・看護師・介護職員らの「夜勤改善と大幅増員を求める国会請願署名」を呼びかけました。

 署名宣伝は、京都医労連産別統一行動の一環で、看護師や介護職員ら60人が参加。四条河原町通を起点に、順にポイントでアピールしながら四条通を西へ移動し、集結点となる烏丸交差点で大宣伝を行いました。

 勝野委員長は、医療従事者の夜勤、長時間労働、低賃金を改善し、患者・利用者が安心してかかれる医療・社会保障の充実を求めて行動していることを紹介し、署名への協力を呼びかけました。

 また、厚労省が9月末に、公立・公的病院の再編と称して、全国の424病院(京都府内4病院)を名指しし、統廃合、ベッド数の縮小を進めようとしている問題を告発し、「ベッドを減らすのではなく、医者や看護師を増やして、みなさんの命と健康を守りましょう」と訴えました。

 国会請願署名に、「協力します」と足を止めた青年、「頑張って」と激励する高齢夫妻の姿もありました。