川口真由美さんの歌にのって26人の共産党女性議員が登場。代表して、徳永未来宇治市議(左から2人目)があいさつしました

 女性議員そろい踏み登場に“スゴイ”

 JCP京おんなサポーターズ(日本共産党京都府女性後援会)は5月26日、京都市上京区の西陣織会館で「JCP With You♥つどい」を開催。府内各地から女性ら800人が参加し、日本共産党の躍進と倉林明子参院議員(京都選挙区候補)の勝利を目指そうと熱気にあふれました。

 会場には40店舗のマルシェがオープン。ステージでは人形劇やけん玉ショー、フラダンスなど、お母さんや子どもたちの歓声が響きます。シンガーソングライターの川口真由美さんの歌にのって、府内の同党女性議員50人のうち26人が登場。「圧巻やなあ。共産党はすごい」と大きな拍手が寄せられました。

 つどいで大いに盛り上がったのが、思春期アドバイザーのあかたちかこさんとフリーライターの守田敏也さんによる、倉林さんと井上さとし参院議員(比例代表候補)への「ツッコミトーク」。「ところで、参議院て何するところ?」「国会に行って何してくれはるの」など、あかたさんの質問に爆笑がおきました。

 井上さんが国会の二院制について説明。倉林さんは「当選したらまず、国保料(税)を下げたい。国保が人の命を奪うようなことは絶対私が許さない」と返答。あかたさんは「あっ、看護婦さんやった」と述べ、倉林さんは「病気なのに病院に来れない患者がいる現状を変えたい。1兆円あれば、協会健保並みに下げられるんです」と強調。財源を聞かれ、「北陸新幹線の延伸を『たかだか2兆円』と言った自民党の議員がいますが、命の最後のとりでが国保。これで安心できるなら、たかだか1兆円です」ときっぱり。

 井上さんは、被爆2世として広島で育った体験や核、防衛問題での質問を語り、「核兵器をなくしたい、これが私の原点。唯一の被爆国として核兵器禁止条約にサインをしろと言いたい」と応えました。

 あかたさんは「共産党は私たち一人ひとりの話を聞いて、考え、みんなが生きやすい社会にしようと動いてくれる。こんな議員を盛り上げなあきません」とエール。

 倉林さんは、全国32の1人区で野党共闘が進んできたことを紹介。「政策合意まで話が進んできました。安倍政権を倒した後につくる政権は、市民の声に応える政府にならなければなりません。必ず政治は変えられる。だって政治は市民のものだから」

 井上さんも、「政策合意は13項目になると思う。2017年の総選挙では沖縄問題、原発も意見が違ったが、今回は合意できます。市民の力が政治を動かしているからです」と語りました。

 守田さんは「希望の党が共闘を壊した総選挙は悔しかった。でも共産党が候補者をおろしたことで共闘が生き延びた。その時の恩返しだと思って、倉林事務所の事務次長も引き受けました」の発言に拍手が送られました。

 リレースピーチが行われ、原発事故が起こった時に子どもたちに飲ませる安定ヨウ素剤の事前配布を求める運動、南山城村のメガソーラー建設反対、高すぎる国保料の引き下げ、保育士の処遇改善、給食の無償化、高学費引き下げ・奨学金返済への助成を求めるなどの要求が出されました。

 同党府委員会の渡辺和俊委員長が参院選勝利に向け、共産党を応援する人を増やすと同時に、倉林さんの実績や人柄を押し出し、市民とともにたたかう選挙にしようと呼びかけ。市民が立ち上がれば必ず政治は変わる。共産党と一緒に政治を変えよう」と訴えました。