京都の街壊しが大変なことになっています。ここ左京区だけでも下鴨神社へのマンションが建設され、無鄰菴の景観を壊すホテル建設計画などが進められています。京都市も大手資本に京都の街を売り渡してしまっている。とがしさんはじめ共産党の市議・候補者のみなさんは、住民の方と力を合わせ、街壊しをやめさせようと様々な場所で頑張っておられます。

 災害の問題も重要です。昨年の台風21号や7月豪雨の影響で、倒木被害が甚大です。倒木は早く撤去しなければ、民家を襲い、橋に詰まり河川が決壊してしまうおそれがあります。でも行政は「お金がない」となかなか撤去しない。一方で府や京都市は北陸新幹線延伸に莫大(ばくだい)な予算を使おうとしている。お金はあるんです。共産党の議員さんは、すぐに現場に調査に行き、予算を付けよと迫ってきました。市の姿勢を変えさせるためにも共産党の議員さんを増やさなければなりません。

 私が取り組んでいる原発の問題についてです。福井地裁判決(2014年)で大飯原発3、4号機の再稼働の差し止めを命じた裁判長の樋口英明さんの話を聞きました。判決を出した理由について、「地震対策で、今の住宅メーカーは4000ガル(揺れの強さを示す単位)に耐えられる家を建てている。一方で大飯原発の想定は、856ガルにすぎず、想定している地震に耐えられない。原発が危険なことは、小学生でも分かる」と言われました。

 やはり原発再稼働は許されません。再稼働に一番反対している、共産党の議席を増やさなければなりません。命と暮らしを守るため、みなさんといっしょに頑張りましょう。(3月30日に開かれた個人演説より)