京都医療労働組合連合会は3月14日、「いのちと暮らしをよくするみんなのアクション」全国統一行動に呼応して、働き方改善やよりよい医療・福祉・介護を訴え、各職場で約200人がストライキなどで行動しました。看護師や介護福祉士、ソーシャルワーカーら100人が鴨川の三条河川敷に集まり、医療や介護の現場からのリレートーク後、祇園石段下までサウンドカーを先頭にデモ行進。「医師を増やして命を守ろう」「介護職員の待遇改善!いつでも笑顔で働きたい!」などとコールを響かせました。

 河川敷のリレートークでは、4人が現場の実態を告発。「一人で夜勤を含む17時間勤務で検査をしている。休憩時間でも呼び出しが来る」(検査技師の男性)、「月15万円に満たない賃金です。だけど介護の仕事は大好きなので続けたい。国はもっと福祉にお金を回してほしい。なぜ兵器は爆買いできるのか」(福祉職場で働く男性)、「400床を超える病棟で患者の入退院を4人で担当しています。もっと患者さんに関わりたいけどできる状況じゃない。人員体制を見直して」(ソーシャルワーカーの女性)、「アンケートで9割の看護師が『疲れている』と答えています。命を守る看護師が自分の健康を守れない。看護師増員と診療報酬引き上げを」(看護師の女性)などとアピールしました。