日本共産党京都府委員会は8月24日、来年5月オープンに向けた新ビル建設の起工式を更地となった旧事務所(中京区)跡地で行いました。

 起工式では、渡辺和俊党府委員長、京都建築事務所の川下晃正社長、岡野組の岡野益巳代表取締役、穀田恵二衆院議員らがあいさつ。倉林明子参院議員が出席しました。

 渡辺委員長は、数千人の党員や支持者から建設募金が寄せられていることを紹介。旧事務所竣工時の1969年を機に、旧1区・2区で同党候補がトップ当選し、70年知事選で蜷川虎三さんが圧勝するなど、日本共産党の躍進を切り開いてきたと述べ「この新事務所を拠点に、来夏の参院選で『比例30万票・第1党』と倉林さんの再選を必ず勝ち取りたい」と表明しました。

 新旧ビル建設の設計に携わることとなった川下氏は、京都らしいモダンなデザインを意識したと表明。岡野氏は工事中の安全を祈念。穀田氏は、党勢の拡大とともに新事務所が市民と野党の共同にふさわしい拠点となるよう努力したいと述べました。

 地元町内会や京都総評、京商連、京都第一法律事務所から、祝辞とともに参院選勝利への決意が語られました。

 新事務所は地上5階建て。建設費は約4億5000万円。府委員会は、残る1億3000万円の達成に向け、協力を呼びかけています。同党府委員会☎075・354・6771、FAX075・354・6347。

(写真上=くわ入れを行う〔左から〕岡野、渡辺、川下の各氏
(写真下=日本共産党京都府委員会新ビルのイメージ図

(「週刊京都民報」9月2日付より)