長岡京市議選(9月24日告示、10月1日投票)で、市民の願いを届ける日本共産党の6議席を勝ち取ろうと、同市の日本共産党支部・後援会が、要求アンケートや対話活動を広げています。

 市の西部エリアに位置する長岡第五小学校区(長五校区)の党後援会は、二階堂けい子候補(新)と一緒に校区内を訪問。同地域は、西山を含めて市内約3分の1の面積を占める広い校区です。食料品や日用品を販売するスーパー、コンビニがなく、「買い物が不便」との悩みが深刻になっています。

 党後援会が独自に作った「買い物」に関するアンケートを事前に全戸(約220)配布し、6月上旬に訪ねた河陽が丘1丁目は、スーパーのある阪急長岡天神駅の西側まで約1・5㌔あり、徒歩では30分近くかかります。交通手段のない高齢者は深刻。コミュニティーバス「はっぴぃバス」が運行していますが、1時間に1本のダイヤで、土日は運休など、課題があります。

 訪問先では、足腰が痛くてバス停まで歩くのも困難という女性(88)は、買い物や通院には毎回タクシーを利用。「往復1500円かかる。家の近くまで食料品の販売車が来てくれたらうれしい」と話しました。
 バス停の近くに住む男性(85)は、「1時間に1本は少ないし、帰りの最終が4時半と早い。増便や時間延長してほしい」と要求を語りました。

 党長五校区後援会の岩間正和さんは、バスの利便性向上を求める市長宛ての署名と、「お買い物のアンケート」で、「具体的な実態が寄せられ、話が弾む」と話し、対話活動に力を入れます。

 二階堂さんは、「みなさんの切実な願いを市政に届け、課題の解決のために頑張りたい」と話しています。

(写真=住民から要望を聞く二階堂さん〔右から2人目〕と岩間さん〔同左〕)