ピースメッセージ展 「ピースメッセージ展」が29日(火)まで、京都市伏見青少年活動センター(伏見区総合庁舎)で開催されています。主催は新婦人伏見支部の同展実行委員会。
 新婦人伏見支部の夏の平和企画で、同会場では2回目となる今年は、原爆、世界の戦争と平和、戦争被害、沖縄、Xバンドレーダーなどのパネル、憲法9条にノーベル賞賛同運動署名、石巻との交流・絵手紙など、多様な展示になっています。
 23日にはプレ企画としてDVD『日本の憲法』が同会場ホールで開催されました。また、同会場で25日(金)、DVD『9条を抱きしめて』観賞後にティータイム「ピースカフェ」が設けられます。28日には地元の戦争体験者から映像を交えて戦争体験の話を聞く会が企画されています。
 同実行委員会秋山啓子さんは「今年は展示物を見るだけでなく、できるだけ参加型の展示会にしました」と話します。戦争をあつかった教科書や絵本を読んでもらい、感動した本を選んでシールを貼ってもらうコーナー、憲法9条をA3大の和紙にその場で毛筆やサインペンで書いてもらい展示するコーナー、千羽鶴を折るコーナーなど総意工夫がされています。
 会場には夏休みに入った生徒や大人までが訪れ展示を見たり鶴を折っていたりしていました。憲法9条を毛筆で書いて文字の周りを上手くちぎり糊で台紙に貼って展示する女性もありました。(仲野良典)