米軍レーダー基地反対 米軍と防衛省は27日早朝、京丹後市経ヶ岬への米軍レーダー基地建設着工を強行しました。日本共産党京都府委員会らは同日、声明「満身の怒りを込め米軍レーダー基地建設強行に抗議する」を発表。同市の住民や「京都に米軍基地いらない府民の会」らも抗議宣伝を行うなど、府内各地で工事中止、米軍基地設置撤回を求める声が広がっています。
 「工事着工許さないぞ」―地元住民ら約100人が突然の工事開始に怒りの声を上げます。同日午前6時半、ショベルカーなどの重機が同予定地へ入って田畑を掘り返し、基地建設が強行されました。
 地元住民、府や京丹後市は着工日や工事日程などについて防衛省へ事前連絡を求めてきましたが、両自治体に連絡があったのは前日の26日午後。府は5月20日に着工日など7項目について申し入れましたが、回答はありませんでした。
 現地で抗議行動をした住民らは、同市丹後庁舎内の基地対策室で申し入れを行い「市長は安全・安心が守られないなら撤回するとしている。(工事強行は)撤回にあたるのではないか」「市がバカにされている。きちっとものを言うべきだ」―抗議に駆けつけた住民らが市担当者に迫りました。
【詳細は、週刊しんぶん「京都民報」6月1日付】