尾崎南部宣伝 民主府政の会(府民本位の民主府政をつくる会)は5日、来春の知事選に向けての街頭宣伝を府南部地域の3カ所で行い、出馬表明した尾崎望さん(京都民医連会長)が京田辺市と宇治市の2カ所で訴えました。
 宣伝は大久保(宇治市)、新田辺(京田辺市)、新祝園(精華町)の各駅頭で行ったもの。のべ約110人が参加して「京都から世直しを」とアピールしました。
 尾崎さんは、小児科医として医療現場を見てきた経験から、子どもの健康が親の経済状態に影響される「貧困の再生産」を阻止したいと出馬を決意したことを紹介。安倍内閣が消費税増税や社会保障の切り捨てなど、国民の声を無視して暴走する中で、現府政が府民の命を守る防波堤になっていないと批判し、「『何よりも府民生活』の立場で、国の悪政から命を守っていきたい」と決意を訴えました。
 日本共産党の前窪義由紀府議団長が応援に駆け付け、京丹後市への米軍レーダー基地建設や秘密保護法案など、民意を無視して悪政を進める安倍政権を批判。山田府知事が消費税増税やTPP参加、原発再稼働などで無責任な対応を続けているとのべ、「悪政の暴走にストップの流れ、尾崎さんの勝利で京都からつくっていこう」と呼びかけました。
 労働組合や民主団体の代表らが次々とマイクを握り府政への要求を語ったほか、「秘密保護法案採決は許さない運動を」などと呼びかけました。