京都市教組定期大会 京都市教職員組合(得丸浩一委員長)は25日、第45回定期大会を京都市右京区の京都府中小企業会館で開き、(1)憲法を守り生かすたたかいに、全力をあげる(2)改悪教育基本法の具体化を許さず、開かれた学校づくり(3)貧困と格差から子どもを守り、教育条件の整備・拡充─など5つを重点課題にした2013年度運動方針を採択しました。
 得丸委員長があいさつで、自民党の改憲に向けた動きを厳しく批判し、「同党の憲法改正草案は民主主義と平和の流れを根こそぎ断ち切るもの。何としても阻止しなければならない」と訴えました。その上で、「7月の参院選では、長時間・過密労働解消など私たちの要求を実現し、憲法を生かした教育を作り上げるために力を合わせよう」と呼びかけました。
 また、寒川正晴書記長が当面の闘争課題について報告し、30人学級実現のための「学級編成・教職員定数改善」計画策定を求める「えがお署名」の推進を呼びかけました。