世界の平和を求める京都宗教者連絡会など4団体は19日、橋下徹大阪市長に対し、「慰安婦制度は必要だった」という暴言の撤回と謝罪を求める抗議文を送付しました。
 4団体は、同連絡会と京都宗教者平和協議会、日蓮聖人門下・京都立正平和の会、京滋キリスト者平和の会。
 抗議文では、宗教者はそれぞれの信仰に基づいて、いのちを何よりも尊び、それを殺傷することをいとうとして、橋下氏の発言は人間のいのちの尊厳を真っ向から否定し蹂躙するものだと指摘。何よりも旧日本軍によって「慰安婦」とされ、筆舌に尽くしがたい辛酸を嘗めさせられ、戦後67年を経ても名誉回復も補償もされていない「慰安婦」だった方たちに対する言語による再度の侮辱だとして、「慰安婦」必要論の暴言の撤回と謝罪を求めています。