ゼラニウム 例年より1週間ほど早く京都市内にも初雪が積もり、真冬の到来です。草花もほとんどなくなったようですが、街中の花壇にはいろいろな種類の黄や紫などの小さな菊やピンクの花をつけた美しいゼラニウムが寒風吹くすさむ花壇の日だまりで、太陽を求めて元気に咲いています(写真は伏見区向島タウン)。
 ゼラニウムは、フウロウソウ科ペラルゴニウム属で常緑多年草。学名は、Pelargonium spp.。ペラルゴニウムはギリシャ語で「コウノトリ」に由来し、果実の鞘がコウノトリの嘴(くちばし)に似ているところからつけられたようです。和名はテンジクアオイ。原産地は南アフリカですが、ヨーロッパで園芸用(花壇や鉢植)に多様(種間雑種)に改良され、花色もピンク、ホワイト、オレンジ、レッドなどさまざまです。花言葉=安楽な生活。(仲野良典)