4日公示され、16日投開票に向けて激しくたたかわれている総選挙。60年間続いた「自民党型政治」を断ち切り、本物の改革に踏み出し、「国民が主人公の新しい日本を」と訴える日本共産党に期待が高まっています。各界各層の声を紹介します。

消費増税ストップを

 この不況の中で消費税増税したら、京都の地域経済は大変なことになります。増税には絶対に反対です。
 私は30年以上京都市内で印刷会社を営み、京都の中小業者さんや商店街のチラシなど、地元密着で仕事を続けてきました。ここ十数年で、そうした業者さんの倒産や不況の影響で、チラシなど印刷の注文が減り、売り上げも落ちています。また、全国チェーンの大型店がどんどん進出し、中小零細業者は太刀打ちできない状況です。そうした全国チェーン店はうちのような地元密着の印刷業者には発注しません。中小業者ほど負担が大きい消費税を増税したら、さらに厳しくなるのは目に見えています。
 消費税増税しないことを掲げ、政権交代した民主党に期待していました。しかし自民党や公明党といっしょに増税を強行していることにがっかりしています。
 日本共産党は、庶民や中小業者さんの立場に立ち、よく働いてくれています。スジを通して、消費税増税反対を訴える日本共産党に期待します。(「週刊しんぶん京都民報」2012年12月16日付掲載)