親子風車パレード 子どもの未来に原発いらない、自然エネルギーを前に進めて――。23日、京都市右京区で若い親子連れら25人が風車を手にパレードしました。原発には反対だけど1人ではなかなか足が踏み出せなかったり、忙しくて時間がない若い人たちが友人らに呼びかけて行ったもの。風を起こす風車で自然エネルギーをアピールしました。
 西院の春栄公園から阪急西院駅周辺を約90分かけて歩きながら、「原発なくそう」「安全な食べ物を食べた~い」などとシュプレヒコール。バス待ちの女性や子連れの母親から「へえ、お母さんたちがんばってるね」「原発はいらないよね」などと声がかかりました。
 1歳の子どもと夫(31)で参加した伊藤若菜さん(30)は初めてのデモ。「デモって抵抗あったんですが、3・11以来、食べ物の放射能汚染がすごく不安です。何もしないでいいのか、文句を言っているだけでいいのかと考え、行動しようと思いました。守るべき命のために恥ずかしいけど、小さくてもやれることをやらないと何も変わらないと思う」と話していました。
 日本共産党の吉田幸一衆院4区候補、加味根史朗府議も参加し、「原発なくせ」「命が大事」などと声を張り上げました。