衆院京都5区演説会 総選挙での日本共産党の躍進をめざす衆院京都5区の演説会が20、21の両日、舞鶴、綾部の両市と与謝野町の3会場で行われ、計330人が参加しました。
 20日に綾部市内で行われた演説会では、吉田さゆみ衆院京都5区予定候補、倉林明子参院京都選挙区候補、渡辺和俊京都府委員長が訴えました。
 吉田候補は、今月上旬に福島県南相馬市で行ったボランティア活動を紹介し、「4月に警戒区域が解除された土地は今も震災当時のまま。それなのに再稼働はありえない」と政府を批判。「福島と心ひとつに、被災地支援と原発ゼロを訴えたい。若狭の原発から50キロ圏の後者としての責任です」と強調。「躍進は国民に対する責任です。議席倍増へ全力をつくします」と力を込めました。
 倉林候補は、商店街や自治体幹部、医療関係の団体などを訪問する中で、原発推進や消費税増税の実施、TPP参加などの悪政阻止へ共産党に期待の声が寄せられていることを紹介し、「この声に応えずしてどうするのか。必ず勝つその決意で頑張りたい」と語りました。
 渡辺府委員長は、尖閣諸島を巡る問題は、外交不在の民主党や安倍総裁を先頭に強硬な対応を主張する自民党には解決できないと指摘。日本の領有の正当性と外交による解決を示した日本共産党の提言を紹介し、「どの党が日本の経済と安全で国益を代表しているかはっきりしている」と強調。「比例650万票、議席倍増へぜひ支持を広げてほしい」と呼びかけました。
 福知山から参加した男性(50)は、「是非躍進してほしい。私も仕事の関係など可能な限りの支持を訴えたい」と話しました。