原発ゼロ、被災地支援 私たちにできること 原発ゼロや震災復興にむけた方策を話し合おうと、衆院京都2区日本共産党青年学生後援会は23日、シンポジウム「原発ゼロ、被災地支援 私たちにできること。」を京都市左京区の京都教育文化センターで開きました。
 はら俊史・同党衆院京都2区候補、首相官邸前デモに取り組む「首都圏反原発連合」のスタッフ・姫井二郎さんらが報告を行いました。
 はら氏は、日本共産党が「即時原発ゼロ」を提起していることを紹介。その上で「原発ゼロが実現できないのは、原発で大もうけしてきた勢力と米国からの圧力の2つが壁になっているからだ」と指摘し、「2つの壁を乗り越える国民的たたかいを広げていこう」と呼びかけました。
 姫井氏は、「300人でスタートした官邸前デモが、10万人にまで膨れ上がっている。子ども連れなど誰もが参加できることを重視してきたからだ」と発言。11月には東京で「反原発100万人占拠」行動を計画するなど、この取り組みをさらに大規模に広げていきたいと訴えました。
 福島県出身で京都市内の大学に通う女子学生は、「実家の両親が被災して大変な思いをした。原発反対の声がうれしい。行動する勇気をもらった」と述べました。